干支で言えば二回り目の冬が来て、あの日からはや二十四年・・・。
そう、今日は阪神・淡路大震災が起きた日・・・。
今朝もいつもの様に目覚め、隣で寝ていたKを起こそうとしたのだけど、一瞬だけ起こすのを止めた。めざましテレビをオンタイマーにセットしていたのだが、テレビからは追悼番組が流れ始め、震災が発生したあの時間の時報を告げようとしていた。
・・・・・黙とう・・・・・
その一分間、隣でグッスリと寝ていたKを強く抱きしめた。
二十四年経つと、様々な事が忘れ去られているかもしれないけれど、あの日感じた揺れやテレビで見た光景を未だに忘れられない。
震災の爪痕は徐々に消え、残っているのはその当時の記憶と記録だけかもしれないけれど、それでもあの時の恐怖は忘れられないと思う。
大きな地震や災害が起きる度に、「こんな時自分は何ができるのだろうか?」と感じてしまっているが、現地へ向かう友人に支援物資を託す事しかできていないのが現状なので、どこかで歯がゆさを感じてしまっている。
徳島・・・。四国だって百年以内に南海トラフ地震が来ると言われているが、実際のところはいつかは全く分からない訳だし、それに備えて何かをするべきなのかもしれない。
震災の教訓は、次への課題なのかもしれない。
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震災の時、その地に住んでいました。
人生が急転してしまった年を忘れたことはありませんが
思い出すのが辛くて記憶から消そうとしている自らが居ます。
この日だけは外出することもなく、ニュースも新聞も見ません。
録画したお笑い番組を見て一日の終わるのを待ちます。
そして、阪神から転居して後、3月の震災は私の誕生日です。
皮肉なものだと思います。
でも、今、元気でいるのですから幸せなのだと感じています。