例年で言えば、お盆休みが始まる数週間前から
「今年の夏休みはどうしようかな~?」
とか
「何処の祭りに行こうかな~?」
等と考えていたりするのだけど、今年はコロナウイルスという謎のウイルスの影響により、花火大会や様々なイベントが中止になりました。その中でも徳島では一番大きいイベント
徳島市の阿波踊りが中止!!
この決定が決まった時に「マジか!?」という反面、「安全策を考えたらやはりこういう判断になったか」という対極意見が浮かびました。
現状徳島は首都圏よりも比較的コロナウイルスの感染者が少ない様なので、危機感を感じながらも安心していました。しかし、「阿波踊り期間中になると市の人口の数倍の方が県外から押し寄せてくる」と言われるくらい人口が増え、更に”桟敷”と呼ばれる観覧席や路上での密集具合がハンパない・・・。
「そんな所で密にならないなんて、あり得ないのでは?」というのがお上の判断だったのだと思う。
”連”と呼ばれる踊り子のチームの協会から「感染症対策により、練習の中止要請が出ている」という情報があり、それ故に例年なら市内の至る所から聞こえてくる笛や鐘や太鼓といった鳴り物のお囃子が聞こえてこない…。
(大学のサークルは別)
例年なら「本番前で気合が入っているね~」と感じるのだけど、そのお囃子が聞こえないがために、物凄く寂しく感じている。お囃子が聞こえないだけではなく、新聞やテレビを見てみても例年ならやっている観光客向けの放送や案内がされていない。いうなれば、
何時もならそこにあるのに、急に無くなった感じ…。
これは新聞やテレビといったメディアだけでは無く、スーパーやショッピングセンターでもいつもなら店内でかかっているはずの阿波踊りのBGMが流れていない事に気づいた。
「コロナウイルスのせいだから仕方ないよ」
そう言っている人が沢山いるけれど、踊り子をやっている知人に聞いてみたら、物凄く残念そうに話してくれた…。
「徳島の夏=阿波踊り」というものが定着しているという事なんだなと再確認した。
「来年こそは」という事を聞いたけれど、
「コロナウイルスの影響は数年続く」
という情報があるが故に、早いかもしれないが来年の夏の事を早くも考えてみたりしている。
アーサーを阿波踊りに連れていってあげられないのは非常に残念だけど、「今年ばかりは仕方ない」と考える事にした。
終息するまでは不要な外出も控えて、とにかく耐え抜こう!!